ホーム > 事例紹介 > コンバージョンの事例 平安医院改修工事
平安医院はお父様の代から地元住民に愛されてきたお医者さんです。数年前に他界されたお父様は産婦人科の先 生でしたが、跡を継がれた息子さんは外科・胃腸科・内科の先生。古い看板に書かれた診察科目も、お父様 の産婦人科の時代に書かれたまま。そんな古い建物で息子さん先生の診察はスタートしましたが、何分古い内外装、部分的な 雨漏り、電気容量の不足、汚いトイレなど、診察業務を行うにしてはあまりにも困難な建物なので何とか使いやす い、患者さんが訪れやすい建物にリフォームして欲しいというのが先生からのご要望でした。

設計するにあたり一番のポイントは「診療をしながら工事をする」ということでした。リフォーム前にあまり使われてい なかった奥の部屋に新しい玄関、受付、診察室を設け、移転した後にもともとあった玄関、診察室などを壊し、内視鏡 室などを新設しました。トイレの壁には、調湿機能を持ったエコカラットというINAXのタイルを使うことにより、湿気や匂 いをカット。

またこの建物は昭和39年頃に新築された建物ですが、当時建築基準法の検査済証が取れていませんでした。今回玄関 部分の一部増築に伴い増築申請の必要があり、現行法規に合致しているかどうか、再度構造計算をしまたコンクリ ートの一部抜き取り検査などをして、問題ないことを確認。増築確認申請、検査も合格し約40年の時を経て完全に 生まれ変わりました。
■リフォーム前外観
築40年近く経った平安医院。外壁にはヒビが入っていたり、屋上の手摺や雨樋は錆びていたりと、かなり老朽化していました。看板もかなり危険な状態でした。
■リフォーム後外観
道路側の外壁はINAXのベルパーチというリフォーム用のタイルを選定しました。タイル貼りは院長先生の強いご希望でした。隣地側の2面は補修の上吹付タイル仕上げとしました。
■エントランス
以前あまり頻度のなかった部屋の前に一部エントランス部分を増築しました。
エントランス前にはスロープも設け、患者さんがアプローチしやすいように配慮しました。
■工事中の様子
手前に少し見えるのがもともとのエントランス。
工事中も古いエントランスを利用して、営業しながらの工事でした。
先生や患者さん、スタッフのみなさまには、うるさかったり、ほこりが出たりと、大変ご不便をおかけしたかと思います。
■受付カウンター
受付も以前使われていなかった部屋を改造しました。
エントランスと一体となっていて狭い空間なりにも、明るく少しでも広さを感じられるような空間作りをめざしました。
カウンターも本工事で作成。手荷物が置けるように、患者さん側に一時手荷物置きを設けました。